【栃木・茨城版】高気密・高断熱の家の魅力と注意点

地域性を活かした快適設計

目次

1. 高気密・高断熱住宅とは?
2. 高気密・高断熱の家、ここが魅力!
3. ちょっと待って!導入前に知っておきたい注意点
4. 茨城・栃木の気候に合う断熱性能とは?
5. こんな方におすすめ!高気密・高断熱住宅が向いている人
6. まとめ:地域に合った性能で、後悔しない家づくりを

茨城県・栃木県でマイホームを計画中の方へ。マイホームづくりを始めると、「高気密・高断熱住宅」というキーワードをよく目にしませんか?
住宅展示場やカタログでも「快適さ」「省エネ性能」「光熱費の削減」などの言葉とともに紹介され、なんとなく“良さそう”というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

でも実際、「高気密・高断熱ってどういう意味?」「本当に必要なの?」「デメリットはないの?」といった疑問を抱える人も少なくありません。

この記事では、そんな“なんとなく気になる”高気密・高断熱住宅について、地域性に配慮した
メリット・注意点・導入する際のポイントをわかりやすく解説します。


1. 高気密・高断熱住宅とは?


高気密・高断熱とは、住宅の**「断熱性」と「気密性」**を高めることで、外気の影響を受けにくくし、室内の温度を一定に保ちやすくした住まいのことです。

  • 高断熱:断熱材や高性能な窓を使って、熱が逃げにくく・入ってきにくい構造

  • 高気密:壁や床、サッシなどの隙間を極力なくして、空気の出入りを最小限に抑える構造

つまり、「冬は暖かく、夏は涼しい」「冷暖房効率が良い」「光熱費が下がる」といった、暮らしの快適さと経済性が両立する住宅性能です。


2. 高気密・高断熱の家、ここが魅力!


1. 一年中、室温が快適に保てる

高気密・高断熱住宅は、外の気温に左右されにくいため、冬は暖かく・夏は涼しい室内環境が保たれます。
廊下やトイレ、脱衣所などの温度差も少なくなり、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。

2. 光熱費の削減につながる

少ないエネルギーで室温を快適に保てるため、冷暖房にかかる電気代が大幅にダウン
長い目で見れば、住宅性能に投資することで、家計へのメリットがしっかり返ってきます。

3. 結露が起きにくく、家が長持ち

断熱・気密性を高めると、窓や壁の表面温度と室内温度の差が小さくなるため、結露が発生しにくくなります。
これは建物の劣化を防ぐだけでなく、カビやダニの発生も抑え、住まいを清潔に保つことにもつながります。

4. 外からの音が気になりにくい

隙間が少ない=遮音性も高まるため、外の騒音が軽減され、静かな生活環境を実現できる点も魅力です。


3. ちょっと待って!導入前に知っておきたい注意点


1. 換気計画がとても重要

気密性が高いということは、自然な空気の流れが起きにくいということでもあります。
そのため、計画的な「24時間換気システム」の設計が不可欠です。換気をおろそかにすると、空気がこもり、健康や快適性に悪影響を及ぼす可能性も。

2. 建築コストはやや上がる

高性能な断熱材や気密施工、高性能サッシなどを導入するため、一般的な住宅より初期費用は高めになる傾向があります。
ただし、光熱費の削減や建物の寿命が延びることを考えると、トータルコストではプラスになるケースが多いです。

3. 施工技術によって性能が大きく左右される

設計は良くても、現場の施工が甘いと性能を十分に発揮できないのが高気密・高断熱住宅の難しさ。
信頼できる施工会社・工務店を選ぶことが、満足できる住まいづくりへのカギになります。


4. 茨城・栃木の気候に合う断熱性能とは?


  • 両県ともに、国が定める地域区分では「5地域」に該当し、以下の断熱等級が推奨されます。

    地域 等級5(ZEH水準) 等級6(HEAT20 G2) 等級7(HEAT20 G3)
    茨城 UA ≤ 0.60 W/㎡K UA ≤ 0.46 W/㎡K UA ≤ 0.26 W/㎡K
    栃木 UA ≤ 0.60 W/㎡K UA ≤ 0.46 W/㎡K UA ≤ 0.26 W/㎡K

  • ※茨城県でも北部(日立市)は「6地域」
  •  栃木県北部(那須町など)はより寒冷な「4地域」、山地部は「3地域」に該当する場合がある

 

  • 地域別の傾向

    • 【茨城県】
    • 比較的温暖で湿度が高いため、通気性や湿気対策が重要。南向きの間取りや風通しを意識した設計が人気で、家庭菜園スペースを確保するプランも注目されている。
    • 【栃木県】
    • 冬の寒さが厳しく、高断熱・高気密の住宅が非常に効果的断熱性能の高い窓(例:トリプルガラスサッシ)や断熱等級6〜7相当の仕様が重視される傾向があり、寒冷期の快適性向上に役立っている。床暖房は導入されることもありますが、住宅全体の断熱性能で暖かさを保つ設計が主流となってる。

5. こんな方におすすめ!高気密・高断熱住宅が向いている人


  • ・年中快適な室温で暮らしたい方
  • ・冷暖房コストを削減したい方
  • ・健康的でカビ・結露の少ない住まいを希望する方
  • ・冬場の寒さやヒートショックが気になる高齢者世帯
  • ・長期的な視点で住宅性能を重視したい方

6.まとめ:地域に合った性能で、後悔しない家づくりを


高気密・高断熱住宅は、「夏涼しく、冬暖かい」「電気代が安い」「家が長持ちする」など、多くのメリットを持っています。
一方で、換気や施工技術、初期コストなどの注意点もあるため、自分たちの価値観と生活スタイルに合ったかたちで取り入れることが大切です。

もし「うちにはどんな性能が合ってるの?」と迷ったら、信頼できる第三者に気軽に相談してみるのも良い方法です。

後悔しないマイホームづくりのために、情報収集の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


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