家づくりは「チーム戦」!

マイホーム完成までに関わるプロフェッショナルたち

目次

1.地域性を踏まえた“家づくりチーム”とは?
2.【計画・契約段階】家づくりの出発点を支える人たち
3.【設計・プランニング段階】“図面の世界”をカタチにしてくれる人たち
4.【施工段階】現場で家を“つくりあげる”職人たち
5.【仕上げ段階】住み心地を決める職人の技術
6.【外構・エクステリア】家の“顔”をつくる職種
7.【その他にも関わる専門家たち】
8.家づくりは「誰とどうつくるか」で変わる
9.まとめ

マイホームを建てようと決めたとき、「家って、誰がどうやってつくってるんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

テレビや雑誌では「この建築士がデザインしました」とか「この大工さんのこだわりの施工です」といった特集が組まれることもありますが、実際にはそれだけでは済まないのが家づくりの世界。たった1軒の住まいをつくるために、実に多くの分野のプロフェッショナルたちが関わっているんです。

この記事では、「マイホームが完成するまでにどんな職種の人が関わっているのか?」を分かりやすく解説していきます。これから家づくりをスタートさせるあなたの、頼れるチームメンバーを知るヒントになれば幸いです。


1.🏠 地域性を踏まえた“家づくりチーム”とは?


栃木・茨城の住宅事情
栃木県の平均世帯人員は2.28人(2024年時点)、茨城県は2.37人(2020年時点_5年ごとに実施される国勢調査による)で、2〜3人家族が中心です 。
このことから、間取りや家事動線を重視した設計が求められています。

地震対策や断熱性能の必要性も高く、専門家との連携が重視されています。

2.【計画・契約段階】家づくりの出発点を支える人たち


● 住宅メーカーの営業担当

家づくりの入口として最初に出会うことが多いのがこの人。ヒアリングを通じて予算や希望条件を整理し、土地や住宅の提案、資金計画、住宅ローンなどの相談にも乗ってくれます。家づくり全体の窓口的な存在。

● 宅地建物取引士

土地を購入する際に登場。物件情報や契約内容の説明を行い、重要事項の説明書を行い、買主がサインする際は国家資格を持った宅建士の立ち会いが必須です。

● 測量士

土地の面積や高低差、境界線などを正確に測るスペシャリスト。建物をどこにどう配置するかを決める上で非常に重要な役割を担います。


3.【設計・プランニング段階】“図面の世界”をカタチにしてくれる人たち


● 建築士(一級・二級)

お客様の希望や法規制、構造、安全性などあらゆる要素を加味して間取りや設計図をつくるのが建築士の仕事。建築確認申請や構造計算など専門性の高い業務を担います。

● インテリアコーディネーター

室内の壁紙・床材・照明・家具など、内装や色のトーンを整えてくれるプロ。暮らしやすさとデザイン性の両立を考えて提案してくれます。

● CADオペレーター

設計士の指示をもとに、図面データをCAD(設計ソフト)で作成する専門職。プレゼンボードや3Dパースを作成し、お客様が完成イメージを把握しやすいように支援します。


4.【施工段階】現場で家を“つくりあげる”職人たち


● 建築施工管理技士

施工全体の管理者。工程管理、品質管理、安全管理などを担当し、すべての工事が計画通り進むよう指揮をとる「現場監督」です。

● 鳶(とび)職人

足場の組立・解体を専門に行う職人。高所作業の安全を支える重要な存在です。住宅の骨組みを建てる「建て方」作業にも関わります。

● 鉄筋工

基礎や構造部分に使う鉄筋を正確に配置し、強固な家の土台をつくる役割を担います。コンクリートと一体化することで、建物の耐久性を支えます。

● 大工

構造材や間取りの柱、床、階段などを組み立てる、家づくりの主役ともいえる職人。伝統的な技術と現代の建築知識を融合させながら、住宅の骨組みを仕上げていきます。

● 配管工

水道・ガス・排水など、住宅内の配管工事を行う職人。目に見えない場所にこそ技術が求められ、住宅の「ライフライン」を支えます。

● 電気工事士

照明・コンセント・スイッチなど、電気設備の設置や配線を行うプロ。オール電化や太陽光発電の設置にも関与します。


5.【仕上げ段階】住み心地を決める職人の技術


● 床仕上げ工

フローリングやクッションフロアなど、床材をきれいに施工します。見た目はもちろん、生活音の軽減や断熱性能にも関わります。

● 天井仕上げ工

天井ボードの施工やクロス貼りなどを担当。シーリングや照明との調整も含め、室内空間の印象に大きな影響を与える仕事です。

● 建具工

ドア、ふすま、収納の扉など、建具の製作・取り付けを行う職人。微調整が求められる繊細な作業で、使い勝手の良さを左右します。

● ボード張り工

壁や天井の下地となる石膏ボードを施工する職人。クロス貼りや塗装の仕上がりを左右する、重要な工程です。

● クロス職人

壁紙(クロス)を貼るプロ。部屋の印象を決定づける仕上げ部分なので、腕の良し悪しが見た目に直結します。

● 塗装工

外壁や内壁、木部、鉄部の塗装を行います。見た目の美しさだけでなく、雨風や紫外線から家を守る役割も。

● 左官工

壁や床にモルタルや漆喰を塗る職人。外構のアプローチなどでも活躍します。手作業で仕上げる美しい塗り壁は、左官職人の技術の見せどころ。

建築板金工

雨どいや屋根の金属部分など、板金の加工・取り付けを担当。雨漏りを防ぐ重要な役割を担っています。


6.【外構・エクステリア】家の“顔”をつくる職種


● エクステリアデザイナー

門扉や駐車スペース、植栽、フェンスなど、建物の外回りを美しく、かつ機能的に設計・提案してくれるデザイナー。防犯性やメンテナンス性も含めた提案が得意です。


7.【その他にも関わる専門家たち】


上記以外にも、以下のような専門職が必要に応じて登場します。

  • 地盤調査技師:土地の強度や地盤改良の必要性を調査。
  • 住宅ローンアドバイザー:資金計画のアドバイスや金融機関との調整。
  • 省エネアドバイザー:断熱性能や設備効率などの提案を行う。
  • 検査員(第三者機関):住宅性能表示制度や瑕疵保険のための中立的な検査を行う。

8.家づくりは「誰とどうつくるか」で変わる


ここまで読んで、「こんなにたくさんの人が関わっているのか」と驚かれた方もいるかもしれません。でもそれだけ、家づくりというのは専門的で複雑で、そしてたくさんの知識と経験が必要なプロジェクトなのです。

これから家を建てようと考えているなら、いきなり住宅会社を回る前に、まずは中立的な立場で相談できる場所で情報を整理してみるのも一つの方法です。どんな暮らしがしたいのか、どこに優先順位を置くべきか、住宅会社選びの前に考えておくべきことは意外とたくさんあります。


9.まとめ


家づくりは、一人の力では絶対にできません。多くの専門職が関わる“チーム戦”だからこそ、信頼できるプロとの出会いが、満足度の高い住まいづくりにつながります。

「どんな家にしたいか」だけでなく、「どんな人とつくっていくか」――そんな視点で、家づくりをスタートしてみてはいかがでしょうか?


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