こんなはずじゃなかった(≧ロ≦) 家づくり失敗談からの解決策~その4 間取り~

こんにちは。浅井です。
家族構成やライフスタイルによって間取りに求めることは様々です。家が建ち新生活が始まるとこんなはずじゃなかったと思う「間取りの失敗談」はとても多いものです。
今日は「間取りについての代表的な失敗談とその対策」についてお話ししますね。

1.LDKの失敗
*モデルハウスを見学し、その開放感に憧れて人気のオープンキッチンにしたが、実際の生活では常にきれいさを保っている訳にはいかず生活感が丸見えになってしまい、オープンキッチンの良さが半減してしまう。特に急な来客時には困る。
*家族が利用するリビングは、子供のオモチャやそれぞれが使ったものが散らかりやすく、雑然としてしまう。
どうすれば良かった?
シンクの中やコンロの上のお鍋が見えないようにカウンターに高さをつける。扉付きの大きな収納を設けて目につかないようにする。
リビングにおいては、直ぐに片づけられるような収納場所を設ける、リビング脇に扉などで仕切れる部屋を設けキッズスペースなどにするなどの工夫が必要。

2.使い勝手が悪い収納
*玄関に大きめのシューズクローゼットを設置したので靴の収納スペースは十分だが、玄関が狭くなってしまった。仕方なくベビーカーや三輪車などを玄関外に置くことになってしまい、玄関内外が雑然としている。
*部屋にはクローゼット、キッチン脇にはパントリーと収納場所はそれなりに確保してあるが、クローゼットのパイプ高さが合わずロングコートがかけられない、パントリーの奥行きのサイズが合わず何をしまってあるのか手前の物を出さないとわからないなど、使い勝手が非常に悪い。
どうすれば良かった?
玄関を雑然とさせないためには、日常履かない靴やベビーカー・子供の外遊び道具・ゴルフバッグなど趣味の道具・花粉やウイルスのついたコート・濡れた傘や靴などをしまえるようなシューズクロークを設けることによって解消できる。
また、クローゼットならしまいたい洋服の枚数やバッグや帽子などの小物のしまい方・コートの丈、パントリーなら食料品や調味料など備蓄品の数やしまい方などを入念に考慮し、適切なサイズを決める。

3.足らないコンセントの数・スイッチの取付位置
*キッチンや各部屋のコンセントの数は十分だと思ったが、実際に生活してみるとコンセントの数が足りない。
*LDKのコンセントの位置をすっきりまとめたいと思い一箇所にまとめたが、キッチンで手元を明るくするための照明をつけるのにもコンセントの位置が遠くとても不便。
どうすれば良かった?
キッチンで使う家電製品の数(冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器・コーヒーメーカーetc.)、リビングやそれぞれの部屋で使う家電製品やパソコンなどの電子機器の数や使用場所を考えコンセントの数やスイッチの位置を決める。

4.生活動線
*料理をしながら洗濯ができるようにキッチンの隣に洗濯機の設置できる家事部屋を設けたが、洗濯物を干すのは2階のベランダ。洗濯物の多い時は何度も階段を上り下りしなければならない。
どうすれば良かった?
人の動きを線で結んだものを動線といい、頻繁に通るところはこの動線が短ければ効率よく動けることになる。反対に動線が長いと効率が悪いということになる。炊事・洗濯・家事をする「家事動線」、家族の部屋とリビングや玄関を行き来する、出かける際の「通勤動線」、トイレや浴室に行くための「衛生動線」、お客様が移動する「来客動線」などを図面化し、間取りを考えると良い。

ポイント
新居での生活を想像しながら考えるのはなかなか難しいものです。現在の住居で不満に感じていること・こんな風になっていたらいいなという希望・キッチンで使いたい家電はど、ご家族で話し合いながら全部書き出してみましょう。コンセントの位置などは図面に書いてみるのも良いと思います。スマホやPCで自在に間取りを書けるサイトもありますので活用してみるのもお勧めです。その上で、実際には建築をお願いするハウスメーカーの設計の方のアドバイスを取り入れながら、入念な打ち合わせをしましょう(^^♪

次回は「こんなはずじゃなかった(≧ロ≦) 家づくり失敗談からの解決策~その5 外構~」についお話しします。

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