上棟式とは?

こんにちは。浅井です。
この回では「上棟式」についてお話しますね。

木造住宅の建築工事では、骨組み工事の工程の最後に屋根の上部に木材をかけて、柱・梁・屋根が完了します。この最後に組む木材が「棟木」と言われているため、骨組みを最後まで作り上げることが「棟上げ」「建前」「上棟」と呼ばれています。棟上げを無事に終えられたことを感謝し、最後まで安全に工事ができるよう祈る儀式を上棟式といいます。
施主は大工の棟梁など建築関係者に料理やお酒をふるまい、ご祝儀や手土産を渡したりして、これまでの労いの気持ちとともに完成まで安全にという気持ちを表します。
そして、この日は建築工事の騒音などでご迷惑をおかけしているご近所への挨拶のタイミングでもあります。
特に上棟の日は、クレーン車の騒音がうるさかったり大勢の職人さんが来て建築作業をするため騒がしかったりするので、表・裏3件と両隣などへ洗剤や紅白まんじゅうなどの手土産を用意してご挨拶に伺う方も多いようです。
木造住宅でも2×4工法・2×6工法・プレハブ住宅や鉄骨住宅のため棟上げという工程が存在しないといった理由などで上棟式を行わない方も多くいます。
地域によって上棟式が文化として根強く残っていたり、土地の風習でやり方が異なったりするので、上棟式をやるやらないや、やり方などをハウスメーカーに相談してみると良いでしょう。

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