『建てた後に後悔したくない!!注文住宅失敗談に学ぶ』後悔しないためのポイント
その2~土地選びにまつわる失敗談~

マイホーム購入は人生で一番高いお買物といわれています。「誰しも安心して」家の購入をしたいものですが、ほとんどの方が初めてのマイホーム購入で、実際に住んでみて初めて「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」と思うのではないでしょうか。
ここでは、注文住宅を建てたかたの「お金にまつわる失敗談」「土地選びにまつわる失敗談」「間取りにまつわる失敗談」「外構にまつわる失敗談」と後悔しないためのポイントをシリーズ4回にわたって学んでいきたいと思います。ここでは「その2~土地選びの失敗談~」をお届けします。

【失敗した!!と思ったことと失敗しないためのポイント】

利便性を考慮して駅に近い土地を購入し家を建てたが、近くに飲食店やカラオケ店がオープンし、深夜にも関わらず騒音トラブル等も発生し治安が一気に悪化してしまった。
性能を犠牲にした建物でもあり、外の騒音も良く聞こえ、毎日不安な日々を送る事になってしまった。契約書を見直すと、【第二種住居地域】の文言が...
住宅やショッピングモール・飲食街・カラオケ店やパチンコ店などの娯楽施設・工場が混在していると住環境の悪化や利用環境の悪化を招いてしまいます。「都市計画法」において13の地域にエリアを分類して、建てられる建物の種類や高さ、面積などの制限を設けています。分類された13の地域を「用途地域」といい、「住みやすい環境「経済活動を行う環境」が保たれています。

土地を選ぶときはその地域が13のうちどのエリアに属するのかを知って選ぶことにより、このような失敗は免れます。

詳しくは

150㎡の気に入った土地を見つけたので、そこに建物広さ120㎡の2階建ての家を建てたいと思ったが、この土地にはその広さの土地は建てられないと言われた。なんで建てられないの?
「敷地(土地)に対して建てられる家の広さ」を建ぺい率「建てられる家の延床面積」を容積率といいますが法律によって地域ごとに建てられる上限が決められています。
建ぺい率とは
防災や風通しの観点から建築基準法により敷地(土地)面積に対して家を建てられる面積の割合をいいます。
建ぺい率の計算方法
建ぺい率=建築面積÷敷地面積×100
容積率とは
敷地(土地)面積に対して建てられる延床(各階の合計)面積の割合を「容積率」といいます。
容積率を定める理由としては、建物の階数が増えすぎるのを防ぐためです。建物の階数が増えると人口が増えます。人口が増えすぎてしまうと電力消費や下水処理が追い付かなくなってしまい、たくさんの人が建物内で快適な環境で過ごせなくなってしまいます。
建物の前に面している道路の幅や電力供給や下水処理などの公共設備の整備状況をみながら定められた最適な容積率によって人口をコントロールしています。
容積率の計算方法
容積率=延床面積÷敷地面積×100
たとえば「建ぺい率50% 容積率80% 100㎡の土地」に家を建てようとした場合、敷地に対する建物の広さは50㎡、述床面積は80㎡になるので1階が50㎡・2階が30㎡の家を建てることができます。

「建ぺい率」「容積率」「その他の制限」は防火や住環境を守り維持していくために制定されている法律です。この法律を無視して住宅を建てることはできません。この規定を見誤って土地を購入してしまうと「理想としていた間取りの家」が建てられなくなってしまいます。そのようなことを回避するために「住宅専門のファイナンシャルプランナーに資金計画と併せて土地選びや建物のアドバイスを受ける」「法令上の制限等を考慮しながら、住宅会社の担当に土地探しを手伝ってもらう」ことが極めて重要であり「失敗しない」家づくりとなります。