老後も安心!

バリアフリーを意識した家づくり

目次

1.バリアフリーとは?
2.なぜ今、バリアフリー住宅が注目されているの?
3.バリアフリー住宅の主な工夫ポイント
4.若いうちからバリアフリー設計を考えるメリット
5.まとめ
6.老後も安心な家づくりチェックリスト

人生100年時代と言われるいま、家づくりにおいても「老後の暮らしやすさ」を視野に入れた設計が注目されています。
まだ若いからと考えず、将来を見据えた住まいの工夫をすることで、長く快適に暮らせる家を実現することができます。

今回は、バリアフリーを意識した家づくりのメリットや具体的なポイントをわかりやすく解説します。

1.バリアフリー住宅とは?


バリアフリー住宅とは、高齢者や障がいのある方でも安心・快適に暮らせるように、物理的な障壁(バリア)を取り除いた住まいのことです。

転倒のリスクを減らす床の段差解消や、将来的に車椅子でも使いやすい廊下幅、使いやすい設備など、生活のあらゆる場面に配慮された設計が特徴です。

2.なぜ今、バリアフリー住宅が注目されているの?


1.高齢化社会の進行
栃木県・茨城県ともに高齢化が進み、今後は家族内での介護を想定した住宅設計が必要になります。

栃木県・茨城県の高齢化率
令和5年(2023年)時点で、栃木県の65歳以上人口割合は30.2%、茨城県は30.6%となっており、全国平均(29.1%程度)よりも高い水準です
今後も高齢化の進行
両県とも今後も高齢化率は上昇し、栃木県では2050年に39.6%、茨城県では40.0%まで高まると推計されています
(参考:総務省統計局「人口推計(2024年)」)

2.リフォームよりもコストを抑えやすい
将来バリアフリーのリフォームをするよりも初めから対応しておくことで、費用も手間も軽減されます。

3.長く住める家=資産価値の維持にも有利
高齢者や家族世帯にとって暮らしやすい住宅は、中古市場でも需要があり、将来的な売却の際にも有利です。

3.バリアフリー住宅の主な工夫ポイント


1. 段差のない床
室内の段差をなくすことで、つまずきによる転倒事故を防止。玄関や浴室、トイレなどは特に注意が必要です。

2. 幅広の廊下と引き戸の採用
車椅子での移動を考えると、廊下やドアの幅は余裕を持たせると安心。引き戸にすることで開閉もスムーズになります。

3. 手すりの設置
階段やトイレ、浴室など、身体のバランスを崩しやすい場所には手すりを。後付けも可能ですが、下地の準備が必要なので、最初から設計に組み込むのがおすすめです。

4. ヒートショック対策
冬場に起きやすいヒートショック(急激な温度変化による健康被害)を防ぐため、浴室や脱衣所、トイレの断熱性・暖房機能も忘れずに。

5. 将来的な対応がしやすい設計
すぐには使わないとしても、将来介護が必要になったときに対応しやすいように、トイレや浴室のスペースを広めに確保しておくなどの配慮が大切です。

4.若いうちからバリアフリー設計を考えるメリット


「まだ先のこと」と思われがちですが、若いうちにこうした設計を取り入れることで、暮らしやすさが格段に上がります。

また、将来的に親との同居を考える場合や、自分たちの老後の備えとしても、早めの準備は後悔のない家づくりにつながります。

5.まとめ:暮らしに“安心”をプラスする家づくり


家は、人生で最も長く過ごす場所のひとつです。その空間が安全で、年齢を重ねても快適であることは、何よりも大切な価値です。

バリアフリー住宅は「特別な家」ではなく、「すべての人にやさしい家」。暮らしやすさの延長線上にある考え方なのです。

家づくりに迷ったら


もし、どこから考え始めればいいかわからない、どんな工務店がバリアフリー設計に強いのかわからない…といった場合は、住宅に詳しい第三者に相談してみるのも一つの手です。

あなたの暮らしに合った家づくりのヒントがきっと見つかるはずです。

6.✅ 老後も安心な家づくりチェックリスト

以下の項目を参考に、将来を見据えた住まいづくりができているか確認してみましょう。

【動線・レイアウト編】
□トイレ・洗面・寝室がワンフロアで完結している

□移動距離が短く、生活動線がスムーズ

□廊下の幅は85cm以上確保している

□室内の段差を極力なくす、またはスロープを設置している

【設備・仕様編】
□玄関に手すりや腰掛けベンチを設置している

□玄関アプローチはフラット、もしくは緩やかなスロープ付き

□お風呂やトイレに手すりを設置できる構造になっている

□段差のないフラットフロアを採用している

【将来対応編】
□将来的に車椅子でも移動しやすい設計にしている

□扉は開き戸ではなく引き戸を選んでいる

□バリアフリーリフォームを見越した構造になっている

□介護ベッドの設置スペースを考慮している

【安心・安全編】
□夜間の足元を照らす照明(フットライト)を備えている

□非常時に備えた非常ボタンや通報装置の設置を検討している

□床材は滑りにくく、転倒リスクの少ない素材を選んでいる


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